英国移民制度改訂案 Skilled Workerビザなどに大きな変更
英国政府は移民制度の見直し案を発表しました。移民数の抑制と高度人材の確保を目的とし、Skilled
Workerビザを中心に大幅な変更が検討されています。
主な改訂内容として、Skilled Workerビザ保有者が永住権(ILR)を申請するための在留期間が、現行の5
年から10年に延長される案が出されています。ただし、職種や給与などに応じて短縮が認められる場合も
あります。また、必要な職業スキルレベルはRQFレベル6(学士相当)に引き上げられ、英語力もB2(中
上級)へと強化される見込みです。
その他、Graduateビザは有効期間が2年から18ヶ月に短縮予定。High Potential Individualビザは対象大学
が拡大され、Global Talentビザは申請条件の緩和が進められます。Senior Workerビザ(社内異動)につ
いては、現行制度が維持される見通しです。
正式な施行時期は未定ですが、今後の制度変更に備えた準備が求められます。
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