2015年4月6日より非EU国籍者へNHS医療費負担へ
これまでイギリス滞在中のNHS(National Health Service)医療費は無料となっていましたが、以前から発表があった通り、
2015年4月6日より、非EU国籍者の6ヶ月以上のイギリス長期滞在者に対するNHS医療費が有料化されることがHome Officeより発表されました。
発表によると、非EU国籍者で6ヶ月以上の英国滞在者に対して、渡英前に滞在予定期間分のNHS費用をデポジットとして事前に支払いを済ませておき、
渡英後、NHS利用時にはこのデポジットの中から支払いが行われます。もしNHS医療費がこのデポジット以上となれば、その分は追加で負担する必要があります。
2015年4月6日以降に6ヶ月以上滞在(英国内での延長申請を含む)のビザ申請をする場合、NHS医療費として申請時に一人年間£200ポンド、学生の場合は£150ポンド×滞在予定年数をオンライン申請時に支払う必要があります。
扶養家族にもメインの申請者と同額が請求されます。申請が却下された場合や申請を取りやめた場合は、支払った金額は返金されます。
就労ビザ(Tier2・企業内出向)の場合は支払いが免除されますが、規定の支払い控除の手続きを行う手続きが必要となりますので、ご留意ください。
ツアリストとして英国へ滞在中、NHSを利用された場合は、実際にかかった医療費用の150%を請求されることになりますのでご注意下さい。
上記のNHS医療負担システムは2015年4月6日から開始されます。
4月6日以降にイギリス長期滞在のビザ申請を行う場合は、申請審査料金のほかにNHS医療費も負担することになりますので、英国ビザ申請時にかかる費用が増すことをご留意ください。
更なる詳細が必要な方は、IVA VISA Serviceまでお問い合わせください。
詳しい情報はUKBA Webサイトをご確認ください。↓
https://www.gov.uk/government/news/migrant-health-surcharge-to-raise-200-million-a-year